30代での転職失敗する理由
これは30代に限った事ではありませんが、
私の失敗談もあわせて考えてみたいと思います。
何を重視するかによって捉え方も変わってきますが、
私が失敗だったと考える順位は
1位;社員
2位;給料
3位;仕事内容
4位;休日
こんな感じです。
どれも大事なのですが、
私の今までの退職経験から何が大事で、
辞める原因となった事思い返すとこの並びになります。
どれも最高なのが1番ですが、そんな企業はほぼ無いと思います。
それに近い優良企業があったとしても誰も辞めないので求人もありません。
しかし希望もあります。優良企業で自主退社しなくても
現在は定年退職者がどんどん増えていく傾向にあります。
その後釜に求人を出している所に入り込めれば勝ち組になれる可能性もある訳で、
そうなれば転職成功ですね。
それはさておき、今回は転職失敗になる理由を考えていきます。
社員は嫌な人?
まず1位の社員とは、上司や同僚の一緒に働く人の事です。
私は転職の中でココが1番だと思います。
どんなに自分に合った仕事や、やりがいのある仕事だったとしても
自分に合わない人がいたり、典型的なイビリ屋、陰口大好き人間等々
この辺の人はどの職場にも必ずいました。必ずです。
私はこれで何回か結果的に転職失敗しました。
恐らくこの先私が何度転職しても、数人以上の職場の場合必ずいるでしょう。
これは正直どうしようもない事です。
何故なら、親と子でさえ言い争いがあるのに、生きてきた人生が違う人同士で
全く争いのない事はありえないからです。
では絶望的かと言うとそうでもありません。
それはその合わない人や嫌な人が少ない職場なら良い訳です。
例えば10人中8人嫌な人がいるなら絶望的ですが、
10人中1人嫌な人がいる所なら避ける事も出来る可能性があるという事です。
何にしても、この人間関係だけは自分の努力で解決できる部分では無いので
1番に考えています。
しかしこれは転職してからでないと分からないというのも事実です。
なので逆に今の職場でこんな嫌な人ばかりなら転職の大きな理由になります。
今の職場でも上司からいびられ辞めていった人がいます。
その人は精神を病んでしまった様でした。
次の転職先ではうまくいっているようですが、
病んでしまうくらいなら転職した方が後々の為だと思います。
給料が安くて生活出来ないんですけど・・・。
2位の給料と仕事内容は30代と20代とで逆になると思いますが
30代なら給料だと思います。
30代なら、身の回りの環境がお金を必要としてきます。
家族、保険、家など20代ではかからなかったお金が必要になってきます。
うまく良い職場に就くことが出来てもここが少ないと生活していくことが出来ないのです。
私は25歳で家族を持ちましたが
想像以上に出費がかさみ貯金がみるみる減っていく経験をしています。
1人暮らしなら何とかなった給料も条件次第では一気に生活苦におちいることもあるのです。
このままでは破産してしまうと思い立ち、今と違って就職氷河期継続中だった中
転職をして、幸い奈落へ落ちる所から立て直しましたが
今思えば貯金も底つく寸前で危険な賭けでした(;´Д`)
私がその時感じたのは本当に自分が
これが普通の給料でみんなその中でやりくりしているんだと
思っていたのは間違いで、
仕事量も変わらず給料が高いという所があるんだ
という事でした。
きっと私が知らないだけで、入れる入れないは別として
もっと条件の良い所もその辺にゴロゴロあるでしょう。
やはりどこで満足できるかと言った所です。
しかし私の周りには、本業だけでは生活が出来なくなってしまい、
夜にコンビニのバイトや新聞配達をしている人も何人かいます。
なので、給料で失敗しない為にも自分にはいくら必要なのか計算して
在職中ならその段階で条件に合う求人があるか目星をつける必要があります。
別に平均年収より上を見付けなければなんて言う事は
自分の生活できる範囲であれば問題ない訳なので気にする必要はありません。
上を見たらキリがないからです。
結果としては給料もある程度先をみて転職する必要があり
これを見誤ると辞めざるを得なくなる場合もあるので慎重に選びたい所です。
そしてさらに失敗しない為には、
もし出来るなら転職前に今無駄にかかっているお金を見直して、
節約生活モードにしておく事をお勧めします。
仕事内容が合わない
3位にした仕事内容です。
転職したのは良いけど仕事ができないもしくは覚えられない
という事が起きる事もあります。
これは原因として興味が無いもしくは、難しすぎる職種だった時に
考えてしまう事だと思います。
30代になると何故か新しい事を覚えるのが苦手になってきたりします。
私の場合は20代後半から早くも苦手になってしまいこの事で苦労しました。
好きこそモノの上手なれとはよく言ったもので
逆に興味の持てない内容なんかなおさらの事です。
良くない事ではあるのですが
私が営業の職種にいた頃、会社の人達が会議で熱く答弁を
繰り広げていても何故か熱くなれず
何か他人事の様に聞こえてしまいました。
さらにはこんな事やっていて本当に意味があるのかとも思っていました。
もはやその時点で興味が持てない事だったのかもしれません。
自分はもしかしてすべての事においてそういう考えなんじゃないかと思った事も
ありましたが、技術職に就いてからは考えが変わりました。
「この事を解決するにはどういった方法で解決するべきか」
など自分で進んで考えるようになり家に帰っても
仕事の事を考える様になっていたからです。
つまり興味を持ったという事ですね。
この事を振り返るとやはり長く続けるには少なからず
自分の興味のある事、もしくは自分の為になる事の方が
良いと思います。
もう一つの難しすぎる職種だったというのは
勤めてみないと分からない事でもありますが、
何かに特化した専門的な職種に多い傾向があると思います。
例えばパソコンに詳しかったのでIT関係の仕事に決まったとして
プログラミングやシステム設計の会社だったりすると
気合でと情熱があればなんとかなるかもしれませんが、
やっぱり難しくてついていけない!という事態にもなりかねません。
まして、30代になると即戦力ととらえられますので注意が必要です。
このような状態にならない様に
自分の出来る事、興味の持てる事など考えて
自分に合った仕事内容を把握してから
転職することが必要です。
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休日が少ない
4位の休日が少ないと言うのは
今までの転職の理由にはなった事は無かったのですが
私の今現在の職場での不満の一つでもあります。
現在の職場では年間で95日の休日となっており
100日を下回っています。
さらには有休も基本ありません。
これは職種的な事もあるのかもしれないのですが
今の世の中、年間休日数100日から120日が多くなっていると思います。
独身だった頃や子供がいない頃は
こんなもんだろうと考えていましたが
子供の行事や町内会の役員をしたりしても
参加している場合ではありません。
子供の入学式も出る事が出来ず未だに
文句を言われています(´;ω;`)…
旅行などもあまり連れて行けず
子供が大きくなり時間だけが過ぎていく感覚が大きくなっています。
やはり休日の日数も大事だと痛感しているので
私の様にならない様に
これから転職される場合は休日も良く見て決めてもらいたい所です。